豊昇龍

豊昇龍 は一気に強くなる可能性を秘めての7月場所で変わる、と思う

3関脇が大関取りに挑む7月場所、一番期待していて、一番懸念しているのが豊昇龍だ。3月場所も5月場所も二桁勝利を上げた豊昇龍だが、私は1月場所の千秋楽を最後に、豊昇龍のブログを更新していない。

同じく大関取りの大栄翔や若元春は相撲内容が良くなって白星を重ねているが、この二人と比べて、豊昇龍は相撲内容が良くなった、という感じは特別しない。特別強くなったと見えないまま大関取りの場所を迎えた、と私は思う。

だから7月場所こそ一気に変わって初優勝、などと思っている。やはり潜在能力は一番だから。とにかく四つ相撲、廻しを引いて勝つ、といった取口に徹してほしい。それぐらい極端な取口で良い。

力強い四つ相撲を取ってほしいと言っても、そう簡単にはいかない。立合い負けせず、右でも左でもどちらでも良いが、差せることだ。廻しを引くというよりも、差して密着できるかが先だ。

1月場所の千秋楽では、私は豊昇龍に「日馬富士のような緊迫感を」って書いていた。特に立合いについて。白鵬の「後の先の立合い」を意識したような豊昇龍の立合いは、時に立ち遅れを見せることがある。もちろん、当の白鵬に立ち遅れは見られなかった。

引退後に解説で言っていた「立合いで相手の動きがゆっくりに見えた」のは、負けは死を意味するってぐらいに、白鵬は気持ちを追い込んでいたからだろう。朝青龍の立合いもピリピリしていた。それを豊昇龍も出せれば、大きく変わる、はずだ。

競い合う大栄翔と若元春は、相撲の型が出来上がりつつある。そして朝乃山も加えて、大栄翔と若元春の3人は同学年。豊昇龍とは6学年も違うのだが、年齢は関係ないかな。特に若元春は遅咲きだし。強敵は多い。

大相撲力士名鑑 : 豊昇龍




砂かぶりの夜

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