大相撲7月場所2日目、新入幕力士が元気だ。
伯桜鵬は、まだ底が見えない。一場所一場所、底が深くなっているのかもしれない。幕内下位では、見えるような底ではなさそうだ。
「腰で相撲を取る」という表現が出来る力士だ。今までで、「腰で相撲を取る」と呼ばれたのは二人の力士しか知らない。玉の海と北の湖。タイプこそ違え、「腰で相撲」を取っていた。
玉の海が177cmで、北の湖が179cmだったから、二人とも相手力士よりも腰を低くして相撲が取れた。だから「腰で相撲」を取れたのかな。伯桜鵬も今の土俵では、相手力士よりも腰を低くして相撲を取ることが多くなる力士だ。
もちろん背が低いという理由だけではなく、その足腰の強靭さが玉の海や北の湖に匹敵するだけのものを持っているからこその「腰で取る相撲」だ。
そして湘南乃海、体が強そうだ。伯桜鵬も体、特に足腰が強そうだけど、湘南乃海は上体の強さだ。今どきの力士のように湘南乃海も体重がかなりあるが、何か肉の付き方が全然違う。だから体重があっても、気にならない。
筋肉が張っている力士は、多少体重があっても問題ない。琴櫻や隆の里や魁皇のような、そんな「剛」のイメージの力士になって欲しい。「剛」の力士って、前述の三力士しか浮かばないなぁ。だから、そういう希少な力士になったら、うれしいなぁ。
さらに豪ノ山、この力士は本当に真面目な力士だな、と感じるがどうだろうか。突き押し相撲の力士にとって、性格は大事な要素だ。突き押し相撲で大関になるなら、大受のように真面目な力士か、千代大海のように徹底的に真面目と逆の力士でないとダメだ。真面目の逆の、誉め言葉が分からない。
伯桜鵬と湘南乃海と豪ノ山を語るのに、玉の海、北の湖、琴櫻、隆の里、魁皇、大受、千代大海といった横綱・大関の四股名がイメージ出来てしまった。イメージ通りに強くなって欲しいね。
真面目な人が報われない世の中なんてうんざりなので真面目な豪ノ山には是非頑張っていただきたい。
それにしても今場所の新入幕力士3人、これからが非常に楽しみだ。
ブログ主さんが言われる通りの力士達みたいに是非なってもらいましょう。
ジョニーさんへ
コメント、ありがとうございます。
真面目な突き押し相撲の力士、豪ノ山はこれから本当に楽しみですね。今のままの相撲で、大関レースに参戦してほしいと思います。大関レースの集団が広がりそうな、そんな7月場所です。