大相撲9月場所、新大関の豊昇龍中心に回りそうな初日だった。立合いが少し変わった。少しだけど大きい。良くなったと思う。この感じの立合いで15日間やれば、連続優勝も見えてくると思う。
立合いが、今までの豊昇龍で一番気になっていたところだけに、今場所は期待したい。ただ今回の立合いは、どうしても受けて立つ形になりやすいので、そこは注意が必要。これも成長過程の中での一つの挑戦だから、そこは致し方ない。
豊昇龍とともに優勝を争うだろう霧島は、柔軟な先制攻撃と、廻しを引いたら盤石という形が出来上がりつつある。相撲の型が落ち着きそうだから、角番脱出は近そうだ。
この優勝争いに絡みそうなのは琴ノ若と錦木と朝乃山、これも賛成多数と思われる。年齢もキャリアもバラバラな3力士だけど、大関レースが始まった、と言えるかもしれない。まずは、大栄翔と若元春を超えなくてはならない。今場所は超えそうだ。
イメージとして本命無き混戦のような雰囲気だけど、この5人以外から優勝力士が出るのは難しいような気がする。私の予想は、当たらないことの方が多いが。今場所は間違いないだろう。大関レースという点では、年齢的には一番厳しい錦木に頑張ってもらいたい。
伯桜鵬の休場は淋しいが、代わりと言っては何だが、熱海富士の活躍は、これも間違いなさそうだ。顔付きが違う。優勝争いに絡むような、大勝ちを期待したい。12勝ぐらい、しそうだな。