琴ノ若

今のままの立合いでは 豊昇龍 は横綱は無理だ、 琴ノ若 は大鵬に似てて似てない

大相撲11月場所も序盤戦が終わった。まずは、相変わらずの立合いの豊昇龍、自分の呼吸に相手を合わせさせるように見えて、実は逆に隙だらけの立合いになってしまっている。あの立合いでは、また立ち遅れるね。

顔だけ恐そうにしているけど、緊張感が足りないんじゃないかな。朝青龍の立合いのビデオでも見て、本当の緊張感のある立合いというのを学んでほしい。今のままでは、まだまだ上は目指せない。

さて豊昇龍とともに上位陣で5連勝の琴ノ若なのだが、私は昨年の7月から琴ノ若を書いていない。今までに書いたブログも少なければ、内容も薄い。本当に薄い。書いてないに等しい。琴ノ若は書きにくい力士だ。

一言で言えば、琴ノ若は強いというよりも負けにくい力士だ。相撲の型も、あると言えばあるかもしれないけど、無いに近い。と言うか、分かりにくい。まったく同じような言われ方をしたのは、若手力士時代の大鵬だった。

もちろん、琴ノ若の相撲は大鵬のそれとは、まったく似ていない。柔らかいところは似ているか。柔らかさは、琴櫻や先代の琴ノ若を超える。柔らかいうえに分厚い。攻撃重視の現代相撲において、この柔らかさと分厚さは厄介なものだ。

上位陣が好調な今場所だが、その中でも一番若い豊昇龍と二番目の琴ノ若が引っ張るのが、やはり盛り上がるし、一年納めの場所に相応しい。豊昇龍と琴ノ若が千秋楽まで優勝を争うのが、時代の節目っぽくて良い。2場所連続で、熱海富士も加わるか。

大相撲力士名鑑 : 豊昇龍 琴ノ若

砂かぶりの夜

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