前田山 羽黒山 東富士

今の土俵はポスト羽黒山時代に似ているのか?実力は今の方が伯仲しているようだな

大相撲11月場所は中日まで終わって、今場所も優勝ラインは11勝4敗で落ち着きそうな気配だ。

柏鵬時代から大相撲を見てきて、「何々時代」というのが、少しの空白期間のみで脈々と続いてきた。やはりこれは奇跡に近く、大相撲を見始めて初めての「力士の四股名が付かない時代」を迎えている。

「何々時代」じゃない時代は想像するに、「羽黒山時代」の羽黒山の最後の優勝から「栃若時代」の始まりまでの昭和27年5月から昭和32年11月場所、この期間が今と一番近いんじゃないかな。年数にすると6年間に及んでいる。かなり長い。

それでこの6年間、やっぱり優勝力士は11勝4敗が多かったかというと、この期間の24場所で、14勝1敗もしくは15戦全勝の優勝は13回を数えている。実に6割強が、ハイレベルの優勝なのだ。残りは13勝が5回で、12勝が4回。

昔のことだし、優勝は数字だけじゃなくて内容も重要だから、この数字はご参考までに。ところで栃若時代が始まる昭和33年は、年6場所制もスタートするわけで、だから年6場所制以降では初めての「何々時代」じゃない時代になる、かもしれない。

しかし混戦は上位陣だけではなく、前頭の15枚目までつながっている。優勝を争う力士の数が、「ポスト羽黒山時代」よりも、はるかに多い。まぁ、この話はここまでにして、大賀が今日は給金相撲になる。楽しみだ。

大相撲力士名鑑

砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. この日の大賀は負けてしまいましたよね
    結局6番相撲で勝ち越したもの、4勝3敗で勝ち越しという結果は残せました。
    1月13日で21才、そろそろ白廻しを着けて良い頃ですが、もう少し時間がかかるかな・・・。
    関取だけは純くん(今の大賀)より早くなって欲しいですね。

  2. 京ぱんさんへ
    コメント、ありがとうございます。
    体の柔らかさでは大賀が今、角界一ではないかと思うぐらいです。スケールの大きな相撲を想像させてくれる力士ですね。むしろ、ゆっくり強くなった方が、スケールの大きさを保ってくれるのではないかと感じるぐらいです。あまり頭とか、付けてほしくないです。格闘技経験もほぼ無いままの入門ですから、もう少し時間は掛かるでしょうね。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA