琴ノ若

こんな感じ久しぶりだ、ビフォー朝青龍時代まで遡らなくてはならないよね

いつ以来だろうか、こんな感じの最終盤は。朝青龍の時代から白鵬時代、4人どころか3人の優勝争いも記憶に無い。それも上位力士のみ、横綱と大関と関脇での優勝争い。13日目以降を、ここまでのワクワク感で迎えるのは本当に久しぶりだ。

今場所の一番の注目は、久々の照ノ富士の出場で今まで無勝利の霧島・豊昇龍・琴ノ若の、誰が照ノ富士から初白星を上げるかだったのだけど、その全部の取組が優勝争いに絡むという理想的な展開。

さらには綱取りと大関取りの、ダブルの緊迫感と期待感。非常に稀なケースのうえに、今場所はどちらも成就するかもしれないという、超稀な可能性を持っている。

さらにさらに、世代交代の節目でもある。その節目の中でも、今場所は重要な位置付けになる場所になりそうな予感。まことに、見どころが幾重にも重なっている。

3人以上の優勝争いだと、総当たり戦が13日目から始まり、決着がつくのは千秋楽。それも、どっちが有利か予想もつかない上位同士の対戦。そして13日目の照ノ富士VS琴ノ若、霧島VS豊昇龍の相撲内容も充実していた。

あと2日、大相撲の真の醍醐味を味わえる2日間になる。朝青龍も白鵬も、素晴らしい横綱だったけれど、その代わりワクワクした場所は少なかった。ごめんなさい、正直なところ。

本当に本当に、贅沢な、そして大相撲三昧の、土曜日と日曜日。存分に楽しみましょう。

大相撲力士名鑑

砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. 普段は仕事柄日曜日は休みがとれずいつも千秋楽をリアルタイムで観戦できないのですが、今場所は日曜日休みという奇跡。
    私は大相撲ファン歴20年ですが、この展開は平成16年春場所をなんだか思い出します。
    このときは横綱朝青龍が優勝しましたが、今場所は12勝3敗で横綱大関関脇の巴戦になる予感です。
    霧島が優勝すれば、3敗でも横綱ですかね?
    兎に角楽しみな残り2日です。

  2. ジョニーさんへ
    コメント、ありがとうございます。
    千秋楽は盛り上がりましたね。後年まで、記憶に残る千秋楽になったと思います。琴ノ若は大関に昇進し、なつかしい琴櫻の四股名が復活しそうです。もっとも復活してほしい四股名です。霧島は、綱の壁の高さを思い知らされた場所になりましたね。やはり、綱取りは簡単なものではなかったですね。

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